【オンライン商談のマナー】5つを押さえて好印象を与えよう

営業の効率アップや感染症対策に役立つオンライン商談。

「営業は対面の方がよい」とされていましたが、現代では徐々にオンライン化が進んできました。

しかし、慣れていない場合には「オンライン商談のマナーがわからない…」と困ってしまうこともあるでしょう。

そこでこの記事では、オンライン商談で押さえておくべきマナー5つを紹介していきます。

オンライン商談におけるマナーも、ビジネスマナーの1つです。

顧客からの信頼を勝ち取るためにも、この記事を参考にして身につけておきましょう。

オンライン商談のマナー5つ

オンライン商談でのマナーとして、以下5つを押さえておきましょう。

マナーを徹底すると、スムーズに商談が進みやすくなるので、成約率アップにもつながります。

また、この記事では商談開始前から商談後まで順番にマナーを紹介していきます。

オンライン商談の流れをイメージしながら読んでみてください。

オンライン商談のマナー①商談前にメールで連絡する

オンライン商談は移動が伴わないため、対面の商談よりも予定を忘れがちになります。

商談前に、「○日○時からの商談、よろしくお願いします。」などとメールで確認を行いましょう。

商談の前日でもよいですし、比較的遅めの時間帯からの予定であれば当日の朝でもよいです。

商談で使う資料など、先に共有しておきたいものがあれば一緒に送ります。

事前に不明点を明らかにしておいてもらえば、よりスムーズに商談が進みます。

また、「商談のリンク共有は何時ごろ行うのか」についても言及しておくとよいです。

ネットに疎い方が商談相手である場合には、「リンクをクリックしてから始めるまでの手順」も記載しておくと親切です。

オンライン商談を頻繁に行うのであれば、確認メールのテンプレートを作って効率化を図っていきましょう。

オンライン商談のマナー②話す時以外はミュートにしておく

マイクをオンにしておくと、空調の音などが入ってしまう可能性があります。

雑音が入ると話が聞こえづらくなってしまいますので、話す時以外はミュート設定にしましょう。

とくに複数人が参加するような場合には、全員がマイクをオンにしているとかなり雑音が入ります。

自分では気づけないものでもあるので、商談開始してすぐに「雑音など大丈夫ですか？」と聞くとよいでしょう。

顧客側にも話を聞くときはミュートにしてもらうと、話しやすくなります。

ただ、ミュートにすると相手の反応がわかりづらくなるというデメリットもあります。

雑音が少ないようであればお互いミュートせずに話すなど、臨機応変に対応してみてください。

オンライン商談のマナー③一方的にならないように注意する

オンライン商談での会話は、対面よりも電話の感覚に近いです。

「声が被らないようしよう」と無意識に思うので、顧客が疑問を感じても言い出せないケースがあります。

対面時よりも少しペースを落として話したり、途中で「疑問点はありますか？」など質問を織り交ぜたりしましょう。

オンライン商談では空間を共有していないので、話についていけないと疎外感が強いです。

くれぐれも一方的に話し続けることのないように注意してください。

テキストチャットが可能であれば「疑問があればすぐチャットで教えてください」といった形にするのもおすすめです。

顧客側も声の被りを気にしなくてよいですし、疑問点もすぐに解消できる環境が作れます。

オンライン商談のマナー④相手が退出してから終える

電話でのマナーと同じで、オンライン商談時にも相手が退出してから終えるようにしましょう。

終わりを意識した途端、「あ、そういえば！」と顧客自身が聞きたかったことを思い出すケースが少なくありません。

終わり際は緊張が解けかけているので、より本音に近い言葉が聞けることもあります。

マナーとして最後まで残ることはもちろんですが、最後まで残っていた方がチャンスをつかみやすいのです。

ぜひ顧客を気持ちよく送り出しつつ、最後の言葉に注目してみてください。

オンライン商談のマナー⑤お礼メールを送る

商談が終わったら「商談、ありがとうございました。」とお礼メールを送りましょう。

その際には、議事録や説明に使った資料・今後の流れについても伝えるとスムーズになります。

お礼メールを送ることで印象もよくなりますし、「なんとなく話が流れてしまった…」という事態も防ぎやすいです。

成約率アップのためにも、お礼メールを送るようにしてみてください。

オンライン商談をするときの注意点

顧客側がオンライン商談に慣れていない場合もあります。

オンライン商談におけるマナーが共通認識になっていない可能性があるのです。

「発言するとき以外はミュートにしてください」と呼びかけを行っておくと、商談での失敗を防げます。

ただ、圧力を感じさせるような物言いにならないように注意してください。

商談前に送る確認メールで、「商談をスムーズにするためにご協力をお願いします」などと伝えるとよいでしょう。

事前に確認して欲しいことなどを箇条書きでわかりやすくまとめ、テンプレート化しておくと便利です。

オンライン商談に必要な事前準備と成功させるコツ

ここまで、オンライン商談におけるマナーについて紹介しました。

マナーを押さえられたら、オンライン商談を成功させるためのコツもあわせて確認しておきましょう。

オンライン商談のコツについては、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

まとめ｜オンライン商談のマナーを守って顧客に好印象を与えよう

オンライン商談のマナーを5つ紹介しました。

紹介した内容を再度確認しておきましょう。

顧客側がオンライン商談に慣れていない場合には、商談時のルールとしてマナーを伝えるようにしましょう。

商談前の確認メールにて伝えると、商談がスムーズに進みます。

伝える際には角が立たないよう、言い回しに注意するようにしてください。