オンライン商談に使えるツールは複数あるため、それぞれの特徴を調べるだけでも時間がかかってしまいます。
「比較して決めたいけど、時間がかかるのは嫌…」と感じる人も多いでしょう。
そこでこの記事では、オンライン商談におすすめのツール7つを比較していきます。
ツール選びの時間を短縮したい人や、選び方で迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
オンライン商談ツールの比較ポイント3つ
ツールを比較する前に、比較するポイントを明確にしておきましょう。
この記事では、以下3つのポイントでオンライン商談ツールを比較していきます。
- 機能
- 料金
- サポート
3つのポイントを押さえておけば、あなたに合ったツールが見つけられるでしょう。
次章以降でそれぞれを詳しく紹介するので、あなたが重要視したいのは3つのうちどれなのか、考えながら読んでみてください。
オンライン商談ツールの比較ポイント①機能
ツールには商談を便利にするさまざまな機能が備わっています。
機能はツールによって異なるため、あなたが必要だと感じる機能がついているツールを選びましょう。
代表的な機能を以下にまとめましたので、どんな機能があるのか確認してみてください。
- 資料共有
- 資料ダウンロード
- テキスト共有
- 台本用メモ
- 録画機能
- 簡単操作
- 複数人利用
オンライン商談ツールの比較ポイント②料金
商談をスムーズに行うための機能が備わっているツールは、基本的に有料です。
ツールによって料金体系が異なるため、どれくらいの費用がどのタイミングで必要なのかをチェックするようにしてください。
一番多い料金体系は、月額料金制に初期費用がかかる形です。
月額料金が安くても初期費用が高額だったり、初期費用が安くても月額料金が高かったりなど、ツールによってさまざまです。
長く使うのであれば、トータル料金を押さえるためにも月額料金が安いものを選ぶことをおすすめします。
また、オンライン商談を取り入れると言っても、すべての商談をオンラインにする場合とそうでない場合ではツールの使用頻度も異なるでしょう。
使用頻度が低いにもかかわらず、高額なツールを契約してしまえば、コストが大きくなり過ぎてしまいます。
ツールの使用頻度と料金の兼ね合いも検討しながら、ツールを選んでみてください。
オンライン商談ツールの比較ポイント③サポート
オンライン商談を導入する時に、「ツールをうまく使いこなせるか」という不安を感じる人は多いでしょう。
ツールによっては、ツールの使い方や運用体制についてサポートしてくれる場合があります。
とくに、初めてオンライン商談を導入する場合には、社内の体制を大きく変える必要があります。
ツールを提供している会社は、ツールを導入した会社の運用体制を数多く見ているため、適切なアドバイスが可能です。
ツールの運用方法などに不安を感じる場合には、サポート体制が整っているツールを選ぶとよいでしょう。
オンライン商談ツール7つを比較!
前章までで、ツールの比較ポイント3つを紹介しました。
重要視したいポイントは人それぞれですので、あなたなりの基準を探してみてください。
続いて、実際にオンライン商談ツールを比較していきましょう。
この記事で取り上げるのは、以下7つのツールです。
- ベルフェイス
- B-Room
- Calling
- ZENTALK
- RemoteOperator Sales
- ONTALK
- VCRM
どれもオンライン商談に適した機能を持っているツールです。
次章以降でそれぞれを紹介していきますので、あなたにとって使いやすそうだと感じるものを探してみてください。
オンライン商談ツール1つ目:ベルフェイス
ベルフェイスは、電話からオンライン商談に切り替えられるのが特徴です。
顧客のメールアドレスなどを知らなくても商談できます。
また、電話で顧客が商談に接続する方法を案内できるので、デジタル機器の取り扱いに慣れていない顧客でも安心して使えます。
ベルフェイスの主な機能は以下の通りです。
- 名刺プロフィール機能
- トークスクリプト
- シンクロプレゼンテーション
- 共有議事録機能
シンクロプレゼンテーションでは、顧客側も資料を操作できるため、不明点を指し示しながら質問するなど双方向のコミュニケーションが可能です。
名刺交換ができるなど、対面での商談と変わらない環境が魅力的なツールと言えるでしょう。
ベルフェイスの利用料金は、月額料金72,000円〜、初期費用100,000円です。
月額料金は利用の規模によって変動しますので、詳しくはベルフェイスの公式サイトから問い合わせてください。
サポート体制も充実していて、電話などでツールに関する質問をしたり、商談に関するコンサルも無料で受けられます。
オンライン商談ツール2つ目:B-Room
B-Room(ブルーム)は、営業マン側も顧客側もアプリのインストールが不要で、手軽に使えるのが特徴です。
営業マンが操作を覚えやすく、導入後にすぐ使えますし、デジタル機器が苦手な顧客でも問題なく使えます。
B-Roomの主な機能は以下の通りです。
- 複数人利用
- 音声自動テキスト化
- 自動リマインドメール
- 名刺交換
- チャット機能
B-Roomは商談の音声を自動でテキスト化してくれるため、議事録が自動で作成されます。
また、商談前には営業マンと顧客に商談の日時などを知らせるメールが自動で配信されます。
予定の確認に手間がかからないので、業務の効率アップが期待できるでしょう。
B-Roomの料金は、月額料金35,000円〜、初期費用は無料です。
ただ、35,000円のプランでは、同時刻に1つの商談しかできないので注意が必要です。
ツールに関してわからないことがあれば、無料でサポートに質問できます。
詳しくは、B-Roomの公式サイトで確認してみてください。
オンライン商談ツール3つ目:Calling
Calling(コーリング)は、料金が安く手軽に使えるのが魅力です。
ひとりひとりにIDが配られるので、「あの人が今商談しているから、今はダメだ」などという心配がありません。
Callingの主な機能は以下の通りです。
- 資料共有
- チャット機能
- スタンプ機能
- 録画機能
- 複数人利用
音声で話をしながら、チャット機能を使ってテキストでのやりとりも可能です。
間違えやすい言葉などを文字で説明するのに役立つでしょう。
また、スタンプ機能があるので、大人数での話し合いでも相手の話を止めずにリアクションできます。
Callingの利用料金は、月額15,000円〜(10人分)です。
1人分は月額1,500円という安さなので、料金を押さえて利用したい場合におすすめのツールと言えるでしょう。
サポートとしては、無料セミナーや導入時のミーティングなどが挙げられます。
利用に不安がある場合でも安心して使えるでしょう。
詳しくはCallingの公式サイトで確認してみてください。
オンライン商談ツール4つ目:ZENTALK
ZENTALK(ゼントーク)は、ビューティーモードによってカメラ写りをきれいにして、印象のよい商談ができるツールです。
オフィスの環境によって明るい印象を作りにくい場合には、とても重宝するでしょう。
ZENTALKの主な機能は以下の通りです。
- チャット機能
- プロフィール機能
- 資料共有
- トークスクリプト
商談に必要な機能が厳選されているので、シンプルで使いやすい仕上がりになっています。
「機能は最低限あればいいから、簡単に使えるのがいい」という人に、おすすめです。
ZENTALKの料金は、月額30,000円〜(6ルーム)、初期費用は無料です。
利用ルームが多くなる場合には、1ルーム当たり5,000円がプラスされます。
また、利用期間中はツールに関する質問、運用に関する相談も可能です。
オンライン商談ツール5つ目:RemoteOperator Sales
RemoteOperator Sales(リモートオペレーターセールス)は、1人から契約できるツールです。
小規模の企業でも、お得に活用できるでしょう。
RemoteOperator Salesの主な機能は、以下の通りです。
- 資料共有
- 資料ダウンロード
とてもシンプルであるため、効率のよい商談をしたい人におすすめです。
RemoteOperator Salesの料金は、月額10,000円〜、初期費用は無料です。
ただ、最低3ヶ月の利用が必須となるので、注意してください。
また、契約数によって1人あたりの料金が異なるので、詳しい料金については公式サイトから確認してください。
ツールの利用期間中は、使い方でわからないことがあれば問い合わせ可能です。
>RemoteOperator Salesの公式サイトはこちら
オンライン商談ツール6つ目:ONTALK
ONTALK(オントーク)は、多人数に対して映像を配信できるため、商談以外にも使えるのが特徴です。
セミナーを開きたい場合などに重宝するでしょう。
ONTALKの主な機能は、以下の通りです。
- 資料共有
- チャット機能
- 音声自動議事録
- セミナー配信
議事録の作成や資料共有など、商談に便利な機能がそろっています。
作成した議事録はダウンロード可能なので、商談内容の振り返りに便利でしょう。
ONTALKの料金は、月額28,000円〜、初期費用20,000円です。
初期費用が安く押さえられるので、手軽に導入できるでしょう。
また、一社ごとに専門の担当者がつくため、トラブル時でもサポートが受けられます。
オンライン商談にも使える無料ツール
ここまで、有料のオンライン商談ツールを比較してきました。
ツールは有料のものの方が機能が充実しているので、おすすめです。
しかし、「機能が劣ってもいいから無料がいい」という人もいるでしょう。
無料でオンライン化を体験してみてから、有料ツールの導入を検討するのもよいかもしれません。
無料ツールに関しては、以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
>オンライン商談に使える無料ツール3つ〜成功させるコツも紹介〜
まとめ:比較して自分に合ったオンライン商談ツールを選ぼう
オンライン商談ツールを比較してきました。
比較するポイントさえ押さえておけば、自分に合ったツールが選べます。
この記事では、以下3つを比較ポイントとして取り上げました。
- 機能
- 料金
- サポート
3つの中でとくに重要視したいものを決めると、ツール選びがよりしやすくなるでしょう。
この記事を参考にして、自分にあったツールを選んでみてください。